たった15分の瞑想で得られる効果とは?体温の上昇や好転反応について

2022/09/24

今回はワイが趣味のように継続している、朝晩2回の瞑想のやり方や不思議な効果について解説する。一部ネガティブな好転反応なども含まれる。

瞑想におけるメリットは、リラクゼーション効果による心身の健康だ。それは時に神秘的な体験を伴うこともある。

この記事の内容はすべて個人の見解であり、体験した現象の科学的根拠を示すことは不可能である。

瞑想のやり方(初心者向け?)

蓮・瞑想のイメージ

ワイが一回の瞑想に費やす時間は基本10~15分(タイマー使用)。始めた頃は5分で行っていた。

※事前に腹式呼吸の習得が望ましい。

ワイは子供の頃から完全な鼻呼吸だったせいか、自然と腹式呼吸と肺(胸式)呼吸を使い分ける(意識する)事が出来た。基本的に朝方の瞑想は肺呼吸を意識し、夜は腹式呼吸に比重をおいて瞑想を行っている。

この辺は自分なりの経験に基づくノウハウといえる。

イメージとしては、能動的な意識を高める肺呼吸、思考や自律神経の働きをリセット?する腹式呼吸といった棲み分けである。厳密にはワイの腹式呼吸は意図的にやや浅めで、肺呼吸とのハイブリッド型となる。(※腹式呼吸の負荷を高めすぎると集中できなくなるため。)

まあ当然なんだけど説明が難しい部分となる。

息を吐くときは自然に脱力し、吐き始めはやや速くてもいい。無理に息を吐き切る必要はなくて次の呼吸までの余韻を意識することが大切。この余韻の部分は無呼吸のような状態になる。瞑想において集中力を継続させる仕組みがここに在ると言っても過言ではない。

息を吸う時も基本的な考え方は同じ。

そして呼吸によって生じる肉体や精神の変化を注意深く観察(内観)する。騒音や光など外界の情報を遮断できない環境では難しい場合もある。

瞑想5分後の感覚?

瞑想歴もそろそろ1年以上になる。始めた頃は1回の瞑想時間は5分と短めだった。(※現在は15分)

姿勢については坐禅(ざぜん)を採用している。いくつかヨガのポーズも試したが、結局座禅スタイルが一番収まりが良かった。

坐禅には法界定印(ほっかいじょういん)という手の組み方がある。ワイは誰から教わるわけでもなくこの形を採用していた。高校の修学旅行の時に早朝坐禅を経験しているので無意識に踏襲した可能性はある。(※ってことは教わってたな;;)

右掌に左掌をのせて、親指同士を軽く触れ合った状態で保つ。

いまでも稀に親指がブルブル震えて言うことをきかなくなる事がある。しばらく静観し放置していると治まるので心配はいらない。瞑想中にエゴ(顕在意識)が語りかけて来ても返答してはいけない。

それらは潜在意識の表層4%で騒ぎ立てる役割を終えた影であり本質ではない。相手にしないのが得策だ。魂の輝きにひたすら身を委ねよう。

とはいえ瞑想初期は感覚不良を体験する事が多い。

例えば組んだ手のひらの感覚がない、親指同士が離れてしまったと感じたりする。気付かないうちに力んでポーズが崩れてしまったのか?

状態を確認するためにそっと目を開けて驚く。

そこでは何も起きていなかった。親指同士は軽く触れ合ったままだった。視覚と感覚の情報が一致せず、とても奇妙だったのを覚えている。後にこの喪失感は瞑想が上手く行っている時に起こる症状だと知った。

体調次第では背中や足、後頭部などにも同じような喪失感が訪れることがある。

瞑想中は唾液の量が多くなる?

だいたい10分くらい、実際はもっと早い段階かもしれない。口の中が唾液でいっぱいになることがある。

これは呼吸が安定して脈拍が下がってくるタイミングで起こる事が多い。

一瞬集中が途切れるが、飲み込んでしまうようにしている。15分の瞑想では多くても2回程度なので気にはならない。

瞑想中に唾液が溢れてくる仕組みなどわかるはずもないが、意識レベルでは心地良い手応えとなる。

瞑想は冷え性にも効果がある

瞑想中の体温の上昇は室温や外気温に左右される。ワイの場合10分も経たないうちに手や背中あたりがポカポカしてくる。冷え性持ちの在宅ワーカーにとって、こんな有り難い話はない。

極稀に瞑想を続けるのが困難に感じるほど体温が上昇してしまう場合がある。普通じゃない発汗などが見られる場合は無理はせず一度中断して時間を置いてから再度取り組む方がいい。

とくに夏場、蒸し暑いなかで行うなんてオススメしない。

瞑想で筋肉に蓄積したストレスが剥がれる

それは人生の垢とか老廃物のようなものだ。子供の頃には持ち得なかったもの。

瞑想で得た数々の効果(変化)を科学的・医学的に説明することは難しい。

たとえばストレスが軽減して相対的にストレス耐性が上がるなど。

以前は些細な物音にビクつくことが多かった。不意に電話が鳴ると借金の取り立てかと心臓が締め付けられた。それは借金完済後も条件反射的に襲ってくる。

まるで筋肉がトラウマやストレスを形状記憶しているかのように不安を再現する。

でも最近は筋肉(自意識)にこびりついたストレスも随分と剥がれ落ちた。瞑想で雑念(エゴ)の形骸化に取り組んできた成果かもしれない。物事(騒音・人の声・恐怖)に過剰反応しなくなると日常がとても快適になる。

以前とは比較にならないほど心穏やかにいられる時間が増えた。自己肯定感の高まりに素直に身を委ねる自分がいる。

自愛である。

腰痛で瞑想が辛い時のエクササイズ

短時間でも正しい姿勢で座り続けることは慣れない人にとっては苦しいものだ。

もっと長く瞑想したいけど腰痛のせいで続けられない。ワイにもそんな時期があった。

腰痛の原因は人それぞれだし重症度も違うだろう。

ただ軽度の腰痛であれば、以下に紹介するエクササイズ(体幹トレーニング)で解決できるかもしれない。背筋や腹筋の強化は大切だが、それ以前に凝り固まった筋肉をほぐしてみてはどうだろうか?

エクササイズなら簡単に出来るし運動強度もそれほど高くない。その割に得られる効果は大きい。ワイもまさに実践中だが、3ヶ月くらい継続出来れば間違いなく結果は現れる。

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瞑想で起こる好転反応

瞑想にはいくつかのネガティブな要素があるので触れておきたい。

それは初期に起こりやすく、例えば体の悪い箇所が急に痛み出したりする。ワイが経験したのは、治療せず放置していた虫歯、胃痛など。

毎回必ず痛みだすというわけではない。というか1度きりだったような気がする。

胃痛は既に解消されているが、虫歯は自然治癒しないので歯医者に行くしかない。

瞑想をする事で体や精神に不調をきたす場合は中断してまず医者にかかるべきかもしれない。事実、瞑想がきっかけで重篤な病気に気づいたという話は少なからず存在する。

最後に

瞑想の時間は好きなことに没頭している時と同じように、あっという間に過ぎ去ってしまう。あとに残るのは心地よい充実感(自己肯定感)である。

もっとイケる、、これならあと一時間でも行けそうだ。「メイソーズハイ」とはワイが生み出した危険な造語である。

ワイにとって15分を超える瞑想は必要ないと、瞑想によって悟ったのである。

すでに期待以上の効果を実感できている。また瞑想のネガティブな側面について知識を得たことで踏み込み過ぎるのは良くないと思っている。

このまま良い習慣として継続できれば十分なのだ。そして日々の呼吸こそ瞑想なのだ。