ハイパワーロケットブロアーとエアダスターの長所(コスト)を比較

2023/12/16

直立するブロアーの画像

ブロアーでカメラレンズのホコリしか飛ばさないなんて勿体ない。

エアダスターほどの威力はないが、「液状のりアラビックヤマト」くらいならブッ飛ばすパワーがあるのに。

ワイがGiottos ハイパワーロケットブロアー Lサイズを購入した理由はおもに2つ。

まずサイズが大きく風圧が強いこと。(※握力次第)

そして自立すること。

自立に関しては当初の目的ではないが、Amazonのレビューを読んでいるうちに利便性に心惹かれた。

本当はHAKUBAのブロアーが欲しかった。でも残念ながら自立するタイプは販売されていなかった。

今更ながらGiottosのブロアーを買って大正解だったと思う。

使わない時の置き場所、収納面の強みは文句のつけようがない。立つっていいよね!

ただ本体のゴム部分にホコリが付着しやすいのは気になるな。

※購入から4年経過したが性能面の劣化は一切ない。素晴らしい品質だ。

ハイパワーロケットブロアーの使い方

ブロアーでゴミを飛ばすイラスト

ワイはブロアーで画材関連の掃除をよくする。絵具入れの缶カンの底に溜まったホコリや髪の毛を簡単に吹き飛ばすことができる。

本来なら一度中のモノを取り出して掃除機をかける方がいい。ただその一手間が面倒でブロアーを使っている。

以前はこの手の作業にエアダスターを使っていたが、お金の無駄遣いに思えてやめた。

とはいえブロアーで飛ばしたゴミは必ず部屋のどこかに落ちるので結局のところ掃除機が必要になる。

絵(イラスト)を描く人間にとって、画材(PC周辺機器)に付着するホコリは精神衛生上無視できない事が多い。

パレットや絵筆にホコリが付着したまま作品を描くと、そのホコリがそのまま絵肌に乗ってしまいイライラする。それすら作品の一部としてキャンバスに塗り込めるスタイルなら問題ない。

たとえ部屋が汚くても道具が綺麗なら気持ちよく作業できる人。

エアダスターとブロアーの風量比較は無意味

ブロアーと手の大きさの比較画像

今回購入した、Giottos ハイパワーロケットブロアーはLサイズと言うことで相当デカイ。

ワイの手の大きさだが、一般的な成人男性としては標準か若干小さめだと思う。

どうだろう?

先日、試しにデスクトップPCの電源を分解してロケットブロアーで掃除してみた。15分くらいで基盤に付着したホコリの80%くらい除去できたのには感動した。

粘着質なホコリでもなければ大体飛ばせる感じ。ただ手はかなり疲れる。

当然エアダスターほどパワーはないけど、こちらは握力が続く限り延々と使い続ける事が出来る。

ロケットブロアーの風量で飛ばせない頑固なホコリだけエアダスターを使うのが経済的だと思う。比較してどうかより適材適所を意識するべき。

ワイにとっては快適さや時間のコストよりも、金銭的負担が少ない事が重要。安いは正義!それにともなう労力はかえりみないって人にはオススメ出来る。

ブロアーとエアダスターの価格比較

一般的なエアダスターの価格は、350ml(1本あたり)500円程度。特徴としては、瞬間的に最大風量で噴射できる。ただし連続使用すると気化熱によって本体が低温になりパワー(ガス圧)が落ちる。その状態で使い続けるとガスの無駄遣いになってしまうので、適度に本体を休ませながら使う必要がある。

エアダスター1本で半年ほど使い続けたデスクトップPCを2~3台掃除出来る。汚れが酷いと1台で終了。(※個人的感想)

ただし使用済みのスプレー缶の廃棄が地味に面倒くさい。

Giottos ハイパワーロケットブロアーのMAX風量は、エアダスターの6~7割弱かな。こちらは握力が続く限りパワーを落とさず連続使用できる。

価格は1,500円前後で、エアダスター約3本分となる。

同じ条件のデスクトップPCを掃除すると、エアダスターと比較して7~8割程度のホコリを除去するのに5倍以上の時間を要する。お金の節約にはなるが、時間と体力は削られる。

繰り返しになるが、状況に合わせてブロアーとエアダスターを併用するのが賢いやり方。どちらか一方に固執する必要はない。