電気代を節約して全身を温める電気毛布の使い方

2022/11/26

ワイのようなお一人様が、厳冬期の暖房費を節約するために行っている電気毛布の使い方を紹介する。一応ファンヒーターなども所有しているが、最近は灯油代も割高で以前ほど安価な暖房手段ではなくなってしまった。

ワイが一人暮らしを始めた頃、一斗缶(18L)は800~1,000円だった。2023年現在は2,000円くらいになっている。

作為的不景気なので仕方ない側面もある。

そこで数年前から使い始めたのが、超低消費電力が売りの電気毛布だ。ワイが愛用しているアイリスオーヤマの電気毛布は3,000円程度で購入したものだ。

ここまでコストの安い暖房器具は存在しない。

電気毛布の新しい使い方?

電気毛布レシピ

※電気毛布のサイズ(130×80cm)

在宅ワークをするようになってから電気毛布を使い始めたが、ついに熱効率を最大化する使い方にたどり着いた。

日中はひざ掛けとか、羽織る感じで使うことが多い。この使い方の欠点は体に触れていない部分の熱を逃してしまうこと。そして膝にかければ背中が冷えるし、羽織れば下半身が寒い。

ところがイラスト(図解)のように、ダウンジャケットの背中側に電気毛布を仕込むことで、上半身と下半身を同時に保温できることに気づいた。ダウンジャケットの保温効果を利用することで、消費電力を抑えて電気代の節約にもなる。

ジャケットの裾からはみ出した部分をお尻の下に敷くことで下半身(腰回り)も暖かい。首周りには電気毛布の端がシャツの襟のように回り込むのでマフラーさながらポカポカである。

何より部屋全体を暖房するコストを考えれば格段に安上がりでいい。ワイのように家にいる時間が長く、長時間つけっぱなしで作業する人(お一人様)ではメリットが大きい。

ワイは宅急便が来ても電気毛布をつけっぱなしで対応している。一度取り外してしまうと保温状態が解除されてしまうので仕方がない。(※電源コードだけ外すせば暖かいまま移動できますw

もしかしたら変な人だと思われているかもしれないが、そんなの関係ねえ。

※上着の内側に電気毛布を仕込む場合、厚手の毛布タイプではなく薄手のブランケットタイプの電気毛布が適している。

電気毛布をつけっぱなしで使用した場合の電気代

ワイのような在宅ワーカーが、電気毛布をつけっぱなしで使い続けた場合の電気代はいくらか?使用している電気毛布の最大消費電力は40Wである。

現在の新電力料金目安単価は、1kWhあたり27円(税込)。

ちょっと計算してみよう、、
(※睡眠時間(8時間)を差し引いた16時間連続使用した場合。)

(1日)40W÷1000Wh×16h×27円=17.28円

(30日)17.28円×30日=518.4円

これは温度設定をMAX40Wで使用した場合の電気料金である。今回ワイが紹介した方法では、常時10~20W以下で運用するため1ヶ月あたり300円といったところ。

エアコンもファンヒーターも使わず、厳冬期を凌ぐ暖房設備のコストが300円とは驚きである。お一人様の暖房コストで電気毛布のコスパを超えるものを見たことがない。

外気がどんなに低くても、身体の芯が暖かければ問題なし。

電気毛布の電熱線が痛い問題

ブランケットタイプの電気毛布は生地が薄い。そのため電熱線の凸凹が体に当たって痛いことがある。背中に仕込む場合は薄手の方が便利だが、一般的な用途では、しっかり厚みのある毛布タイプの方がいい場合もある。

ただ毛布部分が厚くなると、商品価格や消費電力も高くなるのでトータルコストは微増するだろう。用途ごとに使い分けるのが吉。